生理クーラー理論

「生理クーラー理論」とは

生理クーラー理論

人間には脳を制御装置に、皮膚や体温を温度センサーに「暑い」と感じた際に脳の司令で汗腺から必要量の汗を出し、汗の気化熱で体温をコントロールすることに着目して市ヶ谷 弘司が独自に命名した生理クーラーが備わっています。この機能を効果的に利用するのが「生理クーラー理論」です。人間は体表面へ空気を送風して、汗を気化させる機能が備わっていないため、生理クーラーの効果を発揮できる温度帯は限定的となります。しかし『空調服』は身体と平行にファンから取り入れた空気を送風することで生理クーラーが効果を発揮する温度の範囲を広げているのです。

生理クーラー理論 図
図は左が一般服を着ている場合、右が『空調服』を着ている場合の生理クーラーが効いている範囲を表しているものです。横軸は温度、左縦軸は人が感じる暑さ・寒さ、右横軸は発汗量を示しています。Aの領域(20℃以下)では基本的に汗は出ません。Bの領域(20~26℃)は快適と感じる範囲です。Cの領域では体温を冷やすため多くの汗が出ますが、完全蒸発できないため一部が液体状の汗のままで体を冷却できず暑苦しく感じます。ところが右図の『空調服』を着用した場合、身体と平行に大量に空気を流しているため、汗の完全蒸発=生理クーラーが効いている状態=快適な範囲Pが、一般服の場合より広い、つまり涼しいと感じていられる温度帯が広いわけで、これが「生理クーラー理論」であります。
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